岸 えみり 岸 えみり

新潟事業所 保全課(補修・復旧)

次は事故復旧工事の管理に
挑戦したいと思います。

2017年 新卒入社岸 えみり / Emiri Kishi

学校で身に付けた土木の知識を活かしたい。

高専では土木について学び、建設業を目指していました。学校での会社説明会で、物流ネットワークのメインである高速道路に関わる仕事と聞き、「知識が活かせる」と志望しました。入社2年目から保全の仕事をしています。

保全課の仕事内容は、清掃・植栽・小補修・事故復旧・車両整備と多岐にわたりますが、2019年に配属された湯沢事務所では清掃を、2022年からは新潟事務所で植栽をメインに担当しています。どちらも実際に作業をするのは協力会社の作業員で、私は現場管理・調査、工程管理、原価管理などのデスクワークが中心です。実は、もっと現場に出掛けるものと思っていたので、入社当時はちょっと残念に感じていました。

社内外と協議、調整しながら施工計画を実行する。

清掃でも植栽でも高速道路空間での作業は、時速100㎞の自動車が行き来する傍らでの施工なので、作業者の安全と走行車の安全を守りながら、効率的に仕事を進めなければなりません。また、同じエリアで当社以外に工事や作業が行われることも多いので、走行に影響が出ないよう社内外で交通規制の日時を協議し、調整することも必要です。初めて工程管理を任されたときには、コミュニケーションの重要性を実感しました。

新潟では清掃、植栽、小規模補修は夏に集中するので調整が大変です。でも、路肩の樹木が伸びて標識が見えにくくなったり、排水溝が詰まって道路状況が悪くなったりしたら走行の安全性に関わるので、予定作業はすべて実施しなければ。スケジュールと予算をにらみながら、パズルを組みあげるように施工計画を立て、実行していきます。

事故復旧に挑戦し、安全のために力を尽くしたい。

次は事故復旧工事を担当したいと希望を出しています。事故復旧には、交通事故によるオイル漏れや路面の損傷など緊急の処理や対応が必要な案件と、ガードレールやワイヤーロープの破損や過去の簡易的な復旧など計画的に対応する案件の2種類があります。どちらも高速道路の安全・安心に直結することであり、当社の根幹的な業務でもあるので、ぜひ覚えたいと思っています。

そして、事故復旧に関わる中で、道路設計や標識などの施設について事故を起こさないような提案ができないだろうかとも考えています。安全のために力を尽くしたい――それが私の現在の目標です。

就活生へのメッセージ

建設の仕事は現場で「動く」仕事ばかりではありませんし、管理業務ではデスクワークや社内外の人々との協議や調整など「静」の部分も大いにあります。デジタル活用が進めば、もっと負担は減っていくでしょう。働きやすい環境ですよ!