間島 健史 間島 健史

長岡事業所 保全課(車両整備)

100台の特殊車両の
整備を管理しています。

2018年 中途入社間島 健史 / Takeshi Mashima

整備士資格を活かし、大型特殊車両を管理する

短大で自動車整備士資格を取得していたのですが、新卒で入社した自動車ディーラーでは板金を担当。資格を活かしたい気持ちと、地元の長岡市にUターンしたい気持ちが重なって当社に転職し、長岡事務所の保全課で車両整備を担当しています。ここでは、当社保有の車とネクスコ東日本所有の車、合計約100台の管理を2人体制で行っています。といっても、実際の作業は協力工場が担うので、私たちの役割は、点検計画の策定、点検の立ち合い、修理の指示や記録など、常に万全の態勢で出動できるように整えておくことです。

何より大変なのは、すべてが特殊車両であることです。ディーラー時代には扱ったことのない大きさ、機能や装置を持つ車が多く、ベースや原理はわかるものの、覚えることが山積みでした。入社5年目の今も日々勉強です。

車両管理にはコミュニケーション力こそ必要だ。

当社の車両管理の仕事は車両だけを見ていては務まりません。たとえば故障の場合、どういう状況でどのように不具合が起きたか、前兆はなかったかなどを具体的に知ることが、迅速な修理や今後の予防につながるので、オペレーターから詳しく聞き取る必要があります。また協力工場の担当者に状況を正確に伝え、善後策を話し合う必要もあります。だから、日頃からコミュニケーションを図り、何でも話し合える関係を築いておくことが大切なのです。

冬期間に除雪を止めるわけにはいかないので、除雪車の管理には特に注意を払います。故障対応で大変な経験もしましたが、働く車を集めたイベントで、子どもたちが除雪車に乗ろうと列をなしているのを見て誇らしく感じて以来、好きな車種になりました。

仕事と家族との時間が両立できる。

転職の理由の一つに、家族と休日が合わないこと、休暇が少ないということがありました。仕事を続ける上で福利厚生は重要です。今年の夏、二人目の子どもが生まれるとき、上の子が4歳でまだ手がかかることもあり、周囲に育休を取るように言われました。が、夏休みの7日間に出産や育児の特別休暇を足したらちょうど1カ月になり、申請しなくても希望の期間の休みが取れました。こういう制度はありがたいなと実感しました。1か月間、家事全般と夜のミルクを受け持ち、少しは役に立てたのかなと思っています。

赤ちゃんは1か月で表情や動きがどんどん変わってくんです。ずっと一緒に過ごしてその成長を見られたのはうれしくて、休めてよかったと思っています。

就活生へのメッセージ

家族ができると、土日休みや長期の休みが取れるかどうかは重要です。家族のためだけでなく、自分自身が長く安心して働き続けるためには、仕事内容だけでなく、福利厚生についても確かめた方が良いと思います。