健全な組織作りで高速道路の安全を守り続ける

新潟の高速道路を守るために、私たちは、課題に即応できる柔軟性とミッションを遂行する強靭さを併せ持つ組織をつくってきました。また、より効率的で働きやすい環境を整備し、社員が健康でやりがいをもって働けるよう支援しています。

危機マネジメントができる組織作り

高速道路の「安全・安心・快適・便利」な交通を実現するためには、日常の点検に基づく計画的なメンテナンスに加え、災害や事故などの緊急事態への対応も必要です。特に、新潟県の高速道路を管理する私たちは、冬期間の積雪や凍結への対応という重大な使命をも担っています。そのために、部署や年次に関わらずすべての社員に対し危機管理のための教育や研修、訓練を行ってきました。また、複数の部署や事務所を異動し、経験を積むジェネラリスト育成も進めています。

「家族型OJT制度」を柱とした人材育成

入社後は、社会人としての基礎力と現場での基礎力の両面が身に付けられるように独自の人材育成プログラムを構築してきました。そのポイントは、上司や先輩から選ばれた育成責任者・育成担当者が新入社員をフォローする「家族型OJT制度」です。選任者 が常に新入社員に寄り添い、コミュニケーションを図りながら、一人ひとりの成長を支援します。この時に、私たちの仕事に欠かせないチームワークや仕事の連携についても体得していくことになります。

資格取得や技能講習などで自己成長を支援

私たちは社員が「自ら考え行動する」姿勢を重視し、人材育成の目標にしています。ですから、Off-JT研修や資格取得支援、技能講習やe-ラーニング受講への補助など、社員の成長のための支援は惜しみません。たとえば資格取得では、補助対象は121資格、資格手当支給対象は43資格と幅広く、スキルアップはもちろん、広い意味での自己成長も叶えられます。

社員の健康を守るためワークライフバランスを推進

常務取締役 工務部長 松田 豊

高速道路の安全を守るという使命を果たすために、社員が最高のコンディションで仕事に臨めるよう、私たちは早くからワークライフバランスの推進に努めてきました。総労働時間の短縮のために、デジタル化によって仕事の効率化を図り、労働の削減と休暇取得の推進に取り組んでいます。また、男性も女性も育児・介護休業が取得しやすく、復帰もスムーズに運ぶように全社でフォローを行い、一人ひとりが自分のペースで働き続けられる環境をつくり上げています。